流鏑馬を見てきました。
日本橋の公園に…。
こ、こうえんでしょ。ほら、カラフルな滑り台。この為に公園の噴水を埋め立て工事したとか…。予算的なの小耳に挟んでましたが、…きっと理由があるのでしょうね。一ヶ月ほど前に別の場所での流鏑馬で落馬事故がり、神事が中止された事もあり、少し緊張して見てました。
同じ中央区ならば銀座の歩行者天国を使うとかも距離もあり良さそうな気もしましたが…。
公園の遊具と流鏑馬のアンバランスな感じが非常にシュールでしたし、こんな短い距離を馬は走って止まれるのだろうか?という疑問が沸きましたが、なんのその。
ちょっと遅めのお馬さんをチョイスしてきているそうです。走る距離は普段は240mだそうですが、この度は80mとか…。3分の1の距離で、的も普段3つあるところ、1つにしぼってだそう…。
昔は色々な馬に乗っていたが(暴れ馬とかですかね)、最近では乗りやすい馬を育てているそうです。
腰に巻いている鹿の皮は、装束がよごれないように着用してるんですって。
馬の上ではお尻をあげ、馬に触れてるのはかかかとだけ。かかとを閉じてしめつけるといたくて馬が早く走ってしまうのでかかとはほんとにふれるだけ、空気椅子の足を開いた状態でのっているんだそう。なかなか筋肉使いそうです。
高貴な人や神様の前を通る時は馬から降りて礼をするのは大変なので、乗馬の際にいつも鎧(あぶみ)においている足を片足はずす、片足鎧の礼をする。
落ちた矢は左手で拾う。
布引という、まだ弓を引けない子供が馬を走らせる様も、赤い布を背中にこさえてますが、戻る際は布を引きだして帰るのだそう。この布はなびきすぎてもだめだそうです。何故帰る時なのだろう?
日本の伝統芸能は、小さい所作に意味があったりするので面白いと感じます。
へーと思ったのは、弓袋差しという人。急に戦になった時に着れるように、馬に乗る人の鎧を代わりににきてるという役目を負う役目ということで、流石時代が違うわ、、おもろー。と思った次第です。確かに持って歩くよりも着せ替えが早いのかな…。
装束がかっこよくて!水干にオンする鹿の皮がオサレなんですよ。何故だか、毛皮って洋風に感じるけれど、和柄との組み合わせがオサレで良い!
毛皮って不思議ですよね外国でも日本も共通で獣の皮を剥いでまとっていた…どうです、生き物の皮を剥いで羽織ってみるかいってなるかい?なかなか不思議を感じます。
馬もかっこよくて描きたい!ので、イラスト描いてみようかなーと思うとります。